【必読】富山県で自動車整備士の収入・年収アップを考える。

富山県で自動車整備士・自動車検査員のキャリアアップなら-WITH MIRISE-へ

自動車整備工場で自動車整備を行うにあたり、現在では資格を保有していることを採用条件としている企業が多く、働きながら自動車整備士資格を取るといった整備工場は減っているのが現状です。しかし、自動車整備士人口が減る中、未経験でも有資格者であれば、必要とされるのも事実です。現在では、30代・40代の方を中心に活躍が見受けられ、更に女性の働きやすい職種になりつつあります。自動車整備士は国家資格であり、自動車整備のプロを目指すのであれば資格の取得は必須です

自動車整備士・自動車検査員の仕事

<自動車整備士>

自動車の点検、修理、分解、組み立て等行います。大きく分けて「点検整備」「分解整備」「板金・塗装」に分類されます。車検時の整備やブレーキ周り、下回りの交換・整備には必須の国家資格です。
富山県での生活に必要不可欠である自動車、命を預かる誇り高いお仕事です。

<自動車検査員>

自動車検査員の業務内容は、公的な意味合いが強く「みなし公務員」と呼ばれます。なぜなら、国土交通省運輸局の各支局にて持ち込み検査といわれる「車検」を国家公務員が行っております。皆様のお近くにある民間指定工場と書いた看板のあるお店は、その運輸支局に代わり皆さんの車にお墨付きを出せる出張所のような扱いです。

よって、その検査に押印のお墨付きを出せる自動車検査員はみなし公務員として職務に当たることとなります。

しかし、近年人材が少なく企業求人の多い職種の1つとなりつつあります。理由は様々なようですが、多くの整備士・検査員の方にご意見をいただいた内容で考察するに、「労働環境」「労働条件」「収入・年収」が主だった理由のようです。

 

自動車整備士資格の種類

自動車整備士の主な資格は、大きく分けて3級、2級、1級となっております。

3級自動車整備士

3級自動車ガソリン・エンジン整備士
3級自動車ジーゼル・エンジン整備士
3級自動車シャシ整備士
3級二輪自動車整備士

2級自動車整備士

2級ガソリン自動車整備士
2級ジーゼル自動車整備士
2級自動車シャシ整備士
2級二輪自動車整備士

1級自動車整備士

1級小型自動車整備士
※1級大型自動車整備士
※1級二輪自動車整備士
※1級は3種類あるものの1級大型自動車、1級二輪自動車の資格試験は今まで行われていないため事実上資格を持っている人はいません。

その他、自動車検査員、特殊整備士があります。

 

自動車整備士試験の受験資格

自動車整備士の国家資格を取るために必要な資格、経験をお話していきます。
まず、自動車整備士になる方法は、整備工場で「実務経験を積む場合」「自動車整備士専門学校を卒業する場合」「工業高校等で専門的知識を得て実務経験が免除となる場合」わかりやすく分けられます。

それでは以上3点について解説していきます。

  1. 実務経験を積む

まず、自動車整備は無資格でも出来ますが、エンジンやサスペンションの分解作業等、複雑な作業は国家資格が必要となります。未経験者募集の自動車整備工場に無資格で入社します。有資格者の指導のもと、仕事をしながら専門的知識を学び、実務経験を積みます。その際、3級自動車整備士の資格であれば、1年以上の実務経験が必要、2級自動車整備士の資格であれば3年以上の実務経験を積むことによりそれぞれ受験資格が得られます。
専門学校を卒業するには授業料が必要となります。経済的な事情のある方は実務経験を積んで資格試験に挑戦する道もあります。
これらは、仕事をしながら学科等の受験勉強をすることとなり独学にて勉強しなければならないため、ハードルは高めです。あきらめて他業種に転職といったケースもあります。

2.自動車整備士専門学校を卒業する

自動車整備士への一番の近道は高校卒業後、国が認定する自動車整備士の専門学校を卒業する事です。
富山県では県が運営する職業能力開発校 富山県技術専門学院【自動車整備科】があります。富山県内の(ダイハツ、トヨタカローラ、スズキ自販、いすゞ自動車等)就職実績あるそうです。(注1
その他、富山自動車整備専門学校があります。こちらも大手ディーラへの就職実績があるそうです。(注2

未経験者で趣味を仕事にしたいと思っていらっしゃる方、整備士を目指す方は難なく自動車整備士の受験資格が得られます。更に、場合によっては実技試験免除といったケースもある為、ダントツで専門学校に入学する方が大半です。

(注1 引用元:富山技術専門学院HP (注2 引用元:富山自動車専門学校HP

3.工業高校等で専門的知識を得て実務経験日数が免除となる場合

工業高校機械科卒業であれば卒業後6ヵ月以上の実務経験で3級の自動車整備士受験資格が得られる場合があります。
こちらも、可能性としては十分あり得ますが、工業高校機械科ではなくてはならないので、上記以外の方は厳しいかもしれません。

 

 

自動車整備士試験合格率

自動車整備士試験の合格率は級によって異なります。2級ジーゼルが一番合格率が高くなってます。しかし、もちろん難易度もありますが受験人口に左右されますので合格率が低いから受かりにくいといったものではありません。

国家資格となりますので、規定による合格点に達した段階で合格となりますのであまり難しく考えなくてもよいものとなっております。しかし、国家資格ですのでもちろん経験値によっては受験資格すら得られない等、壁はありますので油断はしない方がよいと思われます。

参考までに各級大まかに全国的な筆記試験合格率を書いておきます。尚、実技試験は経験値等の過程によって免除になる場合がある為、受験者数が少なくデータを載せてありません。

3級ガソリン 63.8%  受験者数4229人
3級ジーゼル 63.2%  受験者数981人
3級二輪   71.9%  受験者数256人
2級ガソリン 87.3%  受験者数10624人
2級ジーゼル 93.4%  受験者数8277人
1級小型   49.3%  受験者数3403人

※一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会 2018年データ【筆記試験】

 

自動車整備士資格試験日程

自動車整備士資格筆記試験は年に2回各都道府県で実施されますが、筆記試験以外については試験実施地が決まっていたり、受験者数によっては試験実施地が変更になる可能性もあるので受験される場合は最新の情報を「日本自動車整備振興連合会」のホームページで確認してください。

 

富山県の自動車整備士の募集

富山県では各地で自動車整備士の募集を随時行っています。自動車整備士の人材不足の中で社会からも企業からも貴重な存在であることは十分にあり得ます。「趣味が自動車」・「新たな挑戦をしたい方」はきっと自動車整備士になったら周囲から羨まれる存在になるでしょう。そんな人生を私たちは全力でお手伝いいたします。今から専門学校に行く予定の方、専門学校卒業見込みの方、資格はないけど実務経験を積んで整備士資格を取りたい方、お気軽にご相談ください。

 

富山県の自動車整備士募集企業の平均提示年収

晴れて国家資格を取得し一番気になるところですよね。

全国的には平均年収は約390万円となり、サラリーマンの年収よりも大幅に低いのが現状です。しかしながら弊社おとり引きのある企業様では約500万以上の企業様もいらっしゃいます。大手だけではなく、民間の整備工場も世代交代の理由で未来を担っていただく若い世代の取得に給料の出し惜しみはしないといった理由です。

大手ディーラーさんなどと比べても遜色のない求人や大幅に超えるものも存在しております。

※厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」自動車整備振興会連合会「平成30年度自動車整備白書」を基に算出
※令和4年現在 株式会社WITH MIRISE 登録自動車整備工場の求人票を基に年収を算出、賞与年間4ヵ月分残業手当等を含む。

 

まとめ

長きにわたりお伝えしましたが、ハードルの高そうな自動車整備士・自動車検査員の資格取得から就職まで。自動車整備士になる方法はたくさんあります。自動車整備士・自動車検査員のお仕事が気になる方お気軽にご相談ください。

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