【建設業様】富山・石川で大工や施工管理技士の求人に、就活生や転職組が来ない理由

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企業様で各種の専門職の資格保有人材は貴重な存在のはずです。しかし、昨今の労働人口の減少により各所同様の事象や有効求人倍率・新卒有効求人倍率の上昇が発生しております。

新卒求人の有効求人倍率はなんと1.5倍!企業様!ピンチはチャンスに変えるタイミングです!

本日は、現場の本音についてみていきたいと思います。

施工管理技士や大工さんなど資格保有者の本音!求職・就活時は企業のココを見ています!

現在の就職戦線は、売り手市場が強まっております。特に建設業・建築業は厳しい状況です。

背景としては、

◎担い手不足(生産労働人口の自然減)

◎担い手全体の高齢化(若年層や就活生が流入していない)

◎事業継続が難しい(事業承継する相手がいない)

このような事案が頻発しております。一昔前は、求人を掛ければ人が来る時代でした。これからは、求職者・就活生が企業を選ぶ時代になります。ただ、一気にそのように進むわけではないので、真綿で企業の首を絞めるかのように着々とその時期に向けて進んでいっている状況です。

つまり、企業様の認識を大改革しなければ、人がいなくなる可能性も出てくる話です。また、この事案に関しまして弊社としましては、自動車整備士も同様の印象を受けております。

◎ 新卒の就活生が来ない求人企業様

ずばり!これは企業努力が足りません。もしくは新卒者をあきらめている!のどちらかです。

新卒採用と中途採用!求人企業・採用責任者にとってどちらがメリットがあるのでしょうか?これは、どちらにもメリット・デメリットがあります。

それでは、

新卒者の採用メリット・デメリットと中途採用のメリット・デメリットを見ていきましょう。

<新卒者採用のメリット>

他企業の経験がなく、自社の思いを含め白いキャンバスいっぱいに伸びしろを出せます。

会社が若返るので雰囲気が明るくなります。

<新卒採用のデメリット>

即戦力化は難しい事

現場監督である施工管理技士の資格保有で考えると2級保有者しか新卒者にはいないこと

上記のような形になるのではないでしょうか。また、企業内に新卒者の育成プランや指導係などを設置できていないことも進まぬ理由の一つだと思います。大手の就活サイト等への掲載も、無駄に多額の費用が掛かりますし採用できなければドブにお金を捨てるようなものだとお思いではありませんか?これに関しては、後述いたします!(大手の高額な新卒サイトは中小企業様にとっては無駄になりえますが・・・)

<中途採用の転職組のメリット>

即戦力として、会社の流れさえつかんでもらえればすぐに会社に大きなメリットが発生するでしょう。

社会経験があれば、取引先様との折衝などもすぐにお任せできます。

<中途採用の転職組のデメリット>

やり方など、人にもよりますが自我のレベルも高くプライドが醸成されている方が多い事

社風になじむことができるかどうかでミスマッチの恐れがある事と、給与水準が高めになりますので、採用にかけた時間とお金が無駄になる恐れもあります。

◎ 新卒の就活生が辞める求人企業様

これの理由は大きくは2点です!

◎思っていた業務内容と違っていた。

◎給与・労働条件・休日などの相違が発生

では、下記で説明していきたいと思います。

<思っていた業務内容と違う>

これは、おおうにして発生しているようです。例えば、一口で「大工」といっても様々な仕事の内容があります。一般的には、「家を建てる=大工」ですが、大工仕事も多岐に渡ります。各種の造作工事(作り付けの家具など)も実は大工仕事です。造作工事は、仕上げで重要な役割になりますが、事前の説明不足が退職理由になったようです。これもミスマッチ案件です。

<給与・労働条件・休日などの相違が発生>

まず、休日です。現在の就活戦線や転職戦線では、土日祝休みを求める場合が非常に高いです。日本人の古き良き「気合い」「根性」論など通じません。事前にしっかりと説明しておかないと数か月で退社に至るでしょう。企業経営者の方で採用担当者が別にいらっしゃる場合は、採用できたことを評価するのではなく、定着させられた事実に基づき評価することとしてください。

また、各種の資格取得に対して一般的には「資格手当」の支給で済ませる企業様がまだまだ多いのも課題になるでしょう。難易度の高めの資格で一発合格を目指すなら学校へ通う必要もあります。一級建築士などの場合なら、合格率から見ても何度かの再チャレンジ組が必ず存在しています。

◎ 会社の何を変えるべきなのか

上記のことから推察できる改革案は、

◎採用後の資格取得を後押しするための支援制度の設置

◎現状の業務状態でCS活動(顧客満足)とES活動(社員満足)の両立

こちらの対策が不可欠です。

<採用後の資格取得を後押しするための支援制度の設置>

この制度を運用することで、未経験者の採用に門戸を広げることができます。また、既存社員であれば会社へのプライオリティが向上し離職率の低下にも寄与いたします。資格取得後の資格手当の金額を大幅に上げる事と、社員の働きやすい環境を作ることは必ずしも一致しないのです。資格手当の上昇分との損得勘定を社員は必ずしています。

<現状の業務状態でCS活動(顧客満足)とES活動(社員満足)の両立>

いきなり土日祝完全休みなど、現場を抱える企業様では難しいと思います。しかし、各部署のスケジュールを調整しながら、土曜日をまずは1日完全休みにし2回、3回と増やすことはできるはずです。現場の一番の問題は下請け職人様との契約内容にも問題があると思います。一棟契約の会社もあれば、出勤日数に応じての会社様もあると思います。

注文住宅の多い企業様ほど出勤日数契約で運用している会社様が多いようです。が、本来基本一棟価格を延床で設定し、造作や細部に関しては現場の状況により臨機応変に動く少しの余裕を設定することで、基本一棟価格が設定できる可能性もあります。

これにより、土日祝に現場へ入ることもある程度制限しつつ(管理上の安全対策も含め)双方で合意が取り付けられれば良い対策になるものと考えます。

◎ 会社に資格保有者を安定させるために

北陸では1人前といえば、「家を建てる」という風土が少なからず今もあるように思います。建築施工管理技士を求人している企業様は、住宅を建てているはずですが、新卒の就活生は企業様の 未来のお客様になりえる層 です。

ここで問題なことは、施工管理技士の資格などにとらわれず企業として広く門戸を持ち、新卒採用に向き合うことです。幸いに、施工管理の資格は実務経験があれば取得できる資格です。新卒の彼らが違う職種を将来選択するかもしれません。営業職で入っても、魅力的な仕事として施工管理技士や建築士を見るようになるかもしれません。建築士は独学と実務経験のみで1級取得は難しいかもしれませんが・・・。

新卒採用の活動は、求人することでもあり、企業の営業活動でもあるということです。何かしたいときに声をかけてもらえる企業は、「周りで知っている人がいる」・「元々知っていた」・「宣伝活動で知った」のいずれかです。辞めた企業には依頼しないでしょうし、知らない企業にはそもそも仕事も入らず下請け中心の仕事になってしまいます。人口減少は確実に進むわけですから、今は求人で困っていますが、その先は仕事の入り方に悩む時期が来ます!ここまで書いた内容はほんの一部で、実行のやり方・方法次第では内部崩壊する恐れも出てまいります。しかし、

今こそ、未来を見据えた改革が必要な時期でそれに早く着手できた企業様が勝ち残っていくと思います。

弊社では、企業経営層として業務従事していた人材を、貴社の人材採用の現場で活躍させるシステムなども持っております。お気軽にご相談いただければ対応させていただきます。

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