【求職者様】年収アップのはずが…、転職による失敗の傾向

富山の人材紹介企業のWITH MIRISEのHPをご覧いただきありがとうございます。

早速本題ですが、現在の求人転職市場は爆発的な売り手市場（求職者様のほうが有利な状態）の前夜であると考えております。理由としてはいくつかありますが、まずは「人口減少」そして最低賃金などの法整備が一層に進むことによる「働き方改革の進展」です。

現状でも、「土日祝休み」やより具体的な「年収500万」などの検索がGoogleトレンドなどで調べると上昇しておりますのサービス業を中心に求人を掛けても企業が望む人材の雇用が進んでいないものと考えられます。転職を考えたら・・・皆さんの一助となるよう書いてまいります。

 

転職しようと思うきっかけ

多く求職者様の対応に当たり、転職理由は多岐にわたるのですが年齢層や性別である程度の傾向があります。

 

◎　年収などの収入面での理由

比較的に全年齢層で常に一定の理由になっています。同じ時間就労するなら高い年収を求めて転職を検討されるのは仕方がないですよね。現職場で収入を増やす方法がわからないという意見が多いことからも、日ごろ直属の上司の方がどのように社員の管理をしているかが重要なポイントではないかと感じます。

 

◎　職場での人間関係が理由

この理由に関しては、20代中盤から30代前半の女性の方が多い印象です。また、その年齢層より上の方だと中間管理職の方が多い印象です。中間管理職の方の理由は、現場と会社の経営層とのギャップが大きい企業ほど発生している印象ですし、20代中盤から30代前半の方の理由は、同僚に対してなのですが、上司に相談しても何も変わらないという不満から発生しているものが多い印象です。

 

◎　職場の勤務時間や曜日の理由

土日祝休みはそのままの理由ですが、世の中の休みに合わせて休みたい、子供のイベントに参加したいなどの欲求もあることでしょう。また、長時間の勤務や夜遅い時間帯までの就労形態を嫌がる方も増えていることが理由でしょう。

 

転職を考える理由として、この3点が多いと感じます。実は、私はこのような理由だけでの転職はあまりお勧めをしておりません。例えば、年収面だけの理由で転職先を決めたにもかかわらず、年収が上昇しないことも発生しています。なぜ？といえば、求職者様自身で転職先企業を探し結果的に上昇しない・減少してしまった。という状況を何度も見てきました。

 

転職が失敗する理由

この理由のほとんどが実は「ミスマッチ」によるものです。

特に収入面だけを理由にした転職や仕事選びでは、「自己評価」の高さと求人企業が求めていたスキルとの乖離が発生しているのが現実です。求人企業としては、今までの現状打破と思い切った給与・年収で向かい入れたものの、思ったほどではなかった・・・と、なってしまうと企業側としては厳しい評価をせざるを得ません。また、求職者の方としては「聞いていた状態と違いすぎて・・・」と、戸惑っておられるケースが多いのです。

また、最近多いのは、知り合い誘の会社に誘われて・・・が、意外と多いのです。しかし、仲の良い方に誘われれば誘われるほど断りにくい状況になりますし、入社後のことを考えてみてください。言いたいことも言えない場面も出てくるでしょうし、自身を追い込む行為になりかねません。

あとは、希望が多すぎて該当企業が出てこないという事案にもしばしば遭遇するようになりました。希望が多すぎるとそもそも紹介できる企業は少なくなりますし、猫の手も借りたいほどの企業だとしても、自身の希望ばかりを面接時に聞いてくる求職者を採用したいとは思わないのです。

転職を成功させるためには、自身と検討企業を俯瞰（ふかん）して見ることのできる方か、思い切って弊社のような人材紹介企業に登録するのがおすすめです。これにより、ミスマッチのリスクが著しく減少しますので互いの行き違いが発生しにくいものとなります。

 

転職を成功に導くメゾット

日本は、会社やその未来へ期待している人が少ないとしばしばいわれます。これは、年功序列の功罪ではなく「時間労働者」が増えている証拠だと思っております。「時間労働者」に潜む罠は「雇われ意識」が非常に高いということです。

この「雇われ意識」とは厄介なもので、高収入な40代以上の方の中にも驚くほどの柔軟性で事業を改革される方もおられれば、現状打破もできずにただただ時間を消耗する方もおられるのが現実です。しかし、当の本人は気づいていないケースがほとんどなのです。高収入系の転職サイト等も増えておりますが、正直入社後のミスマッチは多く発生しているであろうと思います。

個人の保有資格に対して対価を支払うと決められている以外の高収入系の求人は、成果を求められます。そして、これらの課題を解決するために必要な力を発揮するためには、「雇われ意識」を持つことなく自身がこの事業をするならこれを取り組む！と考えることができたり、新たなビジネスチャンスを探ったり、従来の流れを「今までこうだった」と言わずに変革できる人材を求める企業も増えております。

年収だけなら転職時に上手くいけば増えるかもしれませんが、現状でできないことが転職先でできるわけがないのです。前回のマッチングで、今の仕事で「やり切った！」と胸を張って転職を希望される方に出会いましたが、まさにこの精神状態からの転職が理想的だと感じたのでした。

 

求人企業様は→